もつれにもつれる04-05の残留争い。
簡単にレギュレーションをおさらい。
・04-05シーズンから20チームになり、降格するチームは従来の４から３に減る。
・勝点が並び順位を決める必要がある場合は、２チーム間でのプレーオフ。
　３チーム以上が並んだ場合、当該チーム同士の成績により 残った２チームでプレーオフ。

下の方で展望などもやってみましたが、結局残り１試合を残してこうなりました。
37節でローマ、カリアリ、リヴォルノが残留を決め、アタランタの降格が決定。
ラツィオからフィオレンティーナの９チームの中で下２つが落ちる事になります。


---現在43ポイントのチームが、実際は残留が決まっているか？---
フィオ−ブレシアの直接対決がドローだった場合、或いはフィオが勝った場合　最高でも42ポイント。
よってブレシアが勝った場合のみ43ポイントがボーダーラインになってくる可能性があります。
そしてその場合、シエナ、今41の３チームが揃って勝ち 尚且つ42のキエーボが引分以上が前提に。
43で最大５チーム（下図参照）、最小で2チーム（シエナとレッチェ）が並ぶ可能性があります。
シエナが勝ち、レッチェが負けるのが前提なのでこの２チームでのプレーオフの可能性あり。
よって、レッチェは残留決まらず。　この２チームは必ず43で並ぶのが前提なのでこれにプラスして
ラツィオと共に3チームが並んだ場合、当該チーム同士の対戦成績はシエナ６、レッチェ６に対しラツィオ２。
よってこの場合はラツィオがプレーオフに回るので やはりラツィオも残留決まらず。
では、シエナ、レッチェとレッジーナが並んだらどうか？　この３チームの対戦は6試合全て引き分け（得点数も同じ）
しかし、アウェイゴールの多いシエナが抜けて、レッチェとレッジーナのプレーオフになります。
(追記：アウェイゴールは関係ないようでリーグ全体での得失差→得点数。これも、レッジーナが抜けるのは難しい。。。）
レッジーナも残留が決定しておらず、現在43の３チームは薄いながらもまだ降格の可能性がありました。
因みに5チームが43で並んだ場合、当該チーム間の対戦成績で分が悪いキエーボとラツィオのプレーオフになります。
2005/05/23/AM2:50


残り２節

直接対決で勝点が伸びない事を考えても
未だ8位でも残留が決まっていない。
↓


下３つが全て残っちゃう可能性も残っています。
↓


絶対当たらない個人的予想。
↓
コッパイタリアでインテルとウディネが決勝に行った場合、UEFA杯枠は７位チームまでに広がる。
ホームで強いカリアリは、週中のコッパ準決勝に賭けてるも１ポイントは上乗せするだろう。
ユーヴェは金曜日のミランの試合にもよるが、勝って優勝を決めるか？　よってリヴォルノを０と予想。
必死のフィオ相手のラツィオもホームでドローはとりたいところ。レッチェ−レッジーナもドローでよしとするか。
一番必死なアタランタ、後半戦ホームで負けたのはミランとユーヴェの２敗だけで６勝。 勝っちゃうかも？
そのローマと最終戦で当たるキエーボ、ここ９試合勝ちなしのボローニャ相手。ここは是が非でも勝ちが欲しい。
パルマ−シエナの直接対決は、パルマが有利と思われるが アウェーでのシエナのゲーム運びの巧さを加味しドロー。
ブレシアは、勝ってよさそうだが 両ストライカーの出場停止とメッシーナは6位＆前述のUEFA杯圏拡大もありドロー予想。
ここからはその結果を受けての最終戦予想（既に違った方向へ行ってる？(・_・;)）
既に優勝を決めたユーヴェと宙ぶらりんのカリアリはモチベーションなく、ホーム凱旋でユーヴェ。
残留を決めたリヴォルノは、ギリギリ６位を狙えるメッシーナ相手でアウェイでもあり「どうぞお勝ちになって」と。
同様にラツィオもパレルモ相手で同じ結果か。ドローでもいいパレルモ、熱狂的ティフォージの前で最終戦を飾るか？
アウェイでも勝つ必要が出てきたパルマ、残留を決めたレッチェ相手に勝利か。 ゼマンが選手をどう鼓舞するか不気味。
レッジーナもどうでもよくなり、ホーム最終戦のインテル、今シーズンの鬱憤晴らしに粉砕される？
うかうか出来なくなったローマ、トッティが長期出場停止から戻ってきて必勝を期す（逆にチームがバラバラになる気も？）
ボローニャも最後にきてとんだ事に。ホームだがCLをウディネと争うサンプドリア相手。勝つのは容易ではない。
薄いながらもまだ残留の目のあるアタランタと戦うシエナ。他会場の様子を見ながらドローに持ち込むか？
問題のフィオレンティーナ−ブレシア。フィオ有利だと思うが、どうもこのチームを信用出来ない。そんなこんなで痛みわけ。
結局、現在の下位チーム３つが落ちる予想となりましたが、果たして？
2005/05/19/AM2:00


キエーボ、アタランタ、シエナが共に残留する１例。
↓


ローマ勢が共に降格するのは数字上もなし？
↓
ローマとラツィオが共に落ちる可能性は？
ローマとラツィオが残り２試合を連敗して、下から２つ目にローマがなる可能性はあります。
そしてラツィオが下から３つ目になるには最後のブレシア−フィオはドローが必須。
これでラツィオを含めた３チームが42で並ぶ事に。しかし、この３チーム間での対戦成績は・・・・
ラツィオがブレシアに１勝１分け。フィオに１勝で7ポイント。ブレシアはこの後のフィオ戦ドローを足しても3。
フィオは次節のラツィオ戦の勝利と最終戦のブレシア戦のドローを足して5と双方ラツィオを上回れません。
よって、この場合はラツィオが残留となりブレシア−フィオ間でのプレーオフって事になります。
問題は、ラツィオが対戦成績の劣るレッチェ、シエナ、レッジーナなど、5,6チームが42で並んだら？
（ローマも42で４つが並んだとしても、ラツィオがフィオに大差で負けない限り「１抜け」します）
って事ですが、色々な組合せがあるんでそこまではやってられないと挫折〜（笑）
でも、ラツィオの分がいいブレシア、フィオと並ぶのは絶対条件なので、多分数字上もあり得ない事でしょう。


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